西洋医学が体内を細かく分析し、悪いところを取り除く、抑える事が得意なのに対して、東洋医学では人間の体質などを全体的にとらえて(心と体は一体)、自然治癒力を向上させることを得意としています。急性病から慢性病、予防から根本治療にまで幅広く用いることのできる医学です。
また東洋医学では、体全体が「気・血・水」によって構成されると考えられています。「気」「血」「水」の三つの成分は、互いに助け合い、コントロールし合い、関係し合いながら全身を巡っています。身体の内部環境や、外部環境の影響によりこれらのバランスが崩れると、三つの成分の状態が変化し、その人特有の病態を呈します。
「気」は、身体を動かす動力そのもの。エネルギーとも言い表せます。
「血」は身体を栄養し、滋養するもの。
「水」は体内の血以外の水分全てのことで、細胞内の水分やリンパ液なども含まれます。
HARICOでは東洋医学的な問診の中で、今の患者様のお身体の状態がどのようなバランスにあるかを診断して治療にあたります。